美術

ノーサイド

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2021/6/29UP

〜90年代後期、芸大ラグビー部、それぞれが進んだ表現の道

 

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本展覧会は1990年代後期〜2000年代前期に東京藝術大学と京都市立芸術大学のラグビー部に所属していた作家たちによるものです。

四芸祭(※)と呼ばれる伝統的なスポーツイベントで毎年ラグビーの交流試合があり、東京藝大と京都芸大は合同で夏合宿も行っていました。

当時の部員達は、単に部活動を共にするだけではなく、クリエイティブな活動においても互いに刺激を与え合い、切磋琢磨する関係が生まれました。

 

今回の企画は、当時の部員でもあったアーティストの藤崎了一による立案、呼びかけによるもので、大学卒業後にそれぞれのメンバーが絵画や彫刻、工芸など、独自の表現の道を選び、作家活動を続けて来たことを作品を通じて紹介するものです。

 

※四芸祭(四芸術大学体育文化交歓会)

東京藝術大学・京都市立芸術大学・金沢美術工芸大学・愛知県立芸術大学によって開催されていたスポーツと芸術文化の交流イベント。2011年より沖縄県立芸術大学の参加により五芸祭となる。

 

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ラグビーの試合ではプレーヤーは臨機応変に反応し、動き続けなければならない。その思考性は、美術の世界を戦って行くのにも役立っている。

 

自分に何ができるのか、と自己の内面と向き合い、他者に向けて発信すべきテーマを常に考えなければならない。

 

作品から滲み出る「個」を重んじる表現の世界において、ラグビーの経験が活かされるとは、不思議な感じもするだろう。しかし、それはきっと偶然ではないのだ。                                           

                                                          藤﨑了一

 

 

 

出品予定作家  ※五十音順

 

●東京藝術大学 卒業生

阿部亮太郎 (1973年生まれ 東京藝術大学卒 彫刻)

粟野禎之  (1970年生まれ 東京藝術大学卒 彫刻)

及川みのる  (1972年生まれ 東京藝術大学卒 陶芸 )

柿田喜則  (1969年生まれ 東京藝術大学卒 保存修復 彫刻 /現在 東北芸術工科大学教授)

齊藤寛之  (1973年生まれ 東京藝術大学卒 彫刻)

深谷直之  (1971年生まれ 東京藝術大学卒 彫刻/過去 同大学彫刻科 非常勤講師)

藤元明   (1975年生まれ 東京藝術大学卒 デザイン /現在 同大学先端芸術表現科 非常勤講師 /「ソノ アイダ」主宰)

村田勇気  (1991年生まれ 東京藝術大学卒 彫刻 )

森岡淳   (1972年生まれ  東京藝術大学卒 版画/現在 開志専門職大学 准教授/鎌倉・文具と雑貨の店 コトリ)

 

 

●京都市立芸術大学 卒業生

安藤隆一郎 (1984年生まれ 京都市立芸術大学卒 染織/現在 同大学染織専攻講師)

岡本高幸  (1978年生まれ 京都市立芸術大学卒 彫刻/現在 大阪芸術大学アートサイエンス学科特任講師)

新道牧人  (1973年生まれ 京都市立芸術大学卒 彫刻 現在染織)

染谷聡   (1983年生まれ 京都市立芸術大学卒 漆芸 博士号取得)

中野裕介  (1976年生まれ 京都市立芸術大学卒 日本画・コンテンポラリー/現在 京都精華大学教員)

名和晃平  (1975年生まれ 京都市立芸術大学卒 博士号取得 彫刻/現在 京都芸術大学教授/Sandwich Inc.主宰)

野原健司  (1975年生まれ 京都市立芸術大学卒 油画・ミクストメディア/過去 同大学油画専攻 非常勤講師)

藤崎了一  (1975年生まれ 京都市立芸術大学卒 彫刻)

松山淳   (1974年生まれ 京都市立芸術大学卒 漆芸)

 

 

 

3Dビューイングをスマートフォンでご覧になる場合は画面を横にしてお楽しみください。

画像

野原健司《サプライズビル》

2016年

油彩、アクリル、ボールペン、白亜地、綿布、パネル

91×91㎝

 

画像

齊藤寛之《Rocking Amabiko》 

2021年

樟、真鍮箔
大きさ H40×W25×D40cm(台座含む)

画像

藤元明《LAST HOPE 01》

2019年

プラスチック、漁網、ロープ、キャンバス、アクリル

90×90×20cm

画像

染谷聡《おにぎゅり #15/金の景色》

2020年

漆、金、5円玉、土

25×25×15cm

画像

松山淳《ラティメリア・メナド・エンシス》

2020年

乾漆、金箔、色箔

34×68×18cm

画像

柿田喜則

《Lotus line》(左)

2014年

木、漆、ブロンズ、金

31.6×27.8×4.3cm

《Lotus line -ungen-》(右) 

2021年

木、漆、ブロンズ、金、ガラス、螺鈿

31.6×27.8×4.3cm

画像

及川みのる《天秤はかり子》

2020年

陶芸

172×60×45cm

画像

深谷直之《大地の循環・氷河の浸食》

2012年

花崗岩

20×40×40cm

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